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路地裏の中年

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ハリ・ポタの世界へ

 本日「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を鑑賞。
 
 ハリーポッターのシリーズは以前仕事の関係もあって、かかさず見るようになった。もちろん原作も全部読んでいる。(現在不死鳥の騎士団までだけどね。)
 
 この映画は、独特の味わいがある。
 古きよきイングランドの景色。
 誰でも子供の頃、頭に描いたファンタジーの世界。
 謎解きの興味をそそられる、スリル&サスペンス。
 原作者J・Wローリング女史が詰め込んだ、あの厚い本2冊分を2時間半の映像化にしなければならないのは、大変なことだと思う。
 
 どこも、はしょれない重要な場面がそこいらにちりばめられているものだから、おのずと映画のテンポを速めなくてはならない。
 原作がもつ、時間が流れるという間隔が失われるのは仕方が無いことか。
 特に、ハリーが課題のヒントを解明できず、試合の日が近づくあせりとかが描ききれてなかったように思える。

 だが、それを補って余りあるのが、この映画の映像の世界だ。
 原作を読んで頭の中で描いていた世界が、実写のように再現される。
 個々の登場人物、キャラクターしかり。(残念なのは、ダンブルドア校長役の重みが少し消えてかのような気がしたこと。リチャード・ハリス氏の急死によるものだが、前回はそれほど気にならなかったが、今回は重要な役どころであるだけに少々気になった。)
 しかし、この映像の世界には引き込まれる要素が大有りだ。
 よくここまで映像化したと思える。

 この物語を書いた原作者の発想に驚かされてはいるが、発想を映画という媒体で見事に具現化した、この映画のスタッフにも驚かされる。
 だって、今までの観念でいえば、妖精はティンカー・ベルで、決して「屋敷しもべ妖精のドビー」じゃなかったんだから・・・・・。
 もっとも、こういう発想って水木しげる先生の「妖怪の世界」に通じるものがあるかもしれない。なんとなくそう感じる。

 それにしても、役者の子供たちの成長にも驚かされる。
 だんだん、大人になっていく。
 最終章まであと3年。その頃には、立派な大人になりすぎてて、原作のイメージと離れてしまわないか、いらぬ心配などしてみるほどだ。

 第6弾の原作の和訳は、来年5月に発売らしい。
 なんだ、かんだで最終章まで付き合わずにはいられない、そんな気がした。
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Shall we dance?

 我が家は、CATVのJ-COMに加入している。ここのキャンペーンか何かで、としまえんに出来たユナイテッド・シネマの割引券(800円で映画が見られる)が送られてきた。

 そこで、ユナイテッド・シネマとしまえんに行って見た。としまえんも随分久しぶりだったけど、トイザラスや庭の湯なんていうのもできて総合レジャースポットに生まれ変わろうとしていた。(ちょっと、昔のとしまえんが懐かしい気もするのだが・・・・)

 ユナイテッド・シネマとしまえんは、最近のシネコンらしくアメリカンな感じを醸し出し、いい雰囲気。
 まず、ロビーが明るいのがいいね。どのシネコンも映画館の雰囲気づくりかも知れんが、ロビーから薄暗くしている。自分は、映画上映を終わるとパッと明るい現実世界に戻されるって感じがすきなので、この方が好みかな。
 難点は、トイレの少なさ。これは、場所じゃなく、ひとつのトイレのなかの個々のスペースのことね。男はいいけど、女性用は長蛇の列。しかも進みが遅いのでかわいそうだ。入場した後にもトイレがあるのだが、入場を待つ間にみんな行きたがるので、ここは改善したほうがよさそうだ。

 なんの映画をみたかって?
 「Shall we dance?」 
  周防正行監督が役所広司、草刈民代主演で映画化したオリジナルのハリウッド版リメークっていうやつだ。
  役所広司=リヤード・ギア  草刈民代=ジェニファー・ロペス
 っていう役どころ。

 ここから先はネタバレあり。(っていってもとっくにバレてるんだけど・・・・)
 この映画って、どうしょうもなく「日本的」なところからできてるドラマでしょう。
 団塊の世代のサラリーマンの空洞感。その日本的事情からスタートしているドラマだから、アメリカに置き換えてどうなの?っていう思い。
 妻も、家事と子育てを押し付けられ、パートで生計を助ける日本的な妻。その孤独感という日本的事情に即している。(さすがにこの設定は、バイバリのキャリアウーマンという設定に変えられていたが・・・・)

 そんな、日本的映画をリチャード・ギアやジェニファー・ロペスなどのような、カッコいい役者たちが演じてどうなのだろう。
 ほんと、最後のほうでリチャード・ギアがバラを一輪もって仕事中の妻のもとを訪れるシーンなんて、ヒュー、ヒューって口笛でも吹いてやりたいくらいカッコいい。

 でも、そんな心配をよそに、いいできの映画でした。
 それは、とりもなおさずオリジナル脚本がしっかりしていたということでしょう。その脚本をとんど変えることなくリメークしてるため、オリジナルの脚本の優秀さを際立たせることになっている。

 また、主人公を演じるリチャード・ギアの演技も大きい。
 こういった、しょっとシャイで真面目な中年の役がはまるんだよねぇ。
 
 そんなこんなで、最初の心配をよそに充分楽しめたし、感動させていただいた。
でも、この映画アメリカでの評価はどうなの?って、根幹が日本的のものに根ざしているだけにアメリカ人にどう受け取られているか心配してしまう。っていらぬ心配か!

さらば、ゴジラ・・・・

 最後というキャッチに誘われて、「ゴジラ FINAL WARS」を見てきた。
 ゴジラで育った寅吉にとって、チョットなぁって感じだった。
 
 ネタバレ(これから見ようって人は、読まないほうがいいかもね。)だけど、マトリックスとインディペンデス・デイの映像を宇宙戦艦ヤマトのストーリーに載せて、ゴジラをチョイとまぶしましたって感じなんだよねぇ。
 イスカンダル星の放射能除去装置・コスモクリーナーが、北極に眠るゴジラってことかいっていう意味。そしてヤマトが轟天号。ドン・フライは、沖田艦長。松岡君が古代進、北村氏がデスラーって具合かな。

 心のなかでゴジラは違うんだよ!って叫んでたよ。
 寅吉の中のゴジラは、「キングコング対ゴジラ」(1962年)から、「怪獣大戦争」(1965)ぐらいの映画(このあたりは、リアルタイムで見ている。)と、後で見た初期の「ゴジラ」(1954)と「ゴジラの逆襲」(1955)(まだ寅吉が生まれる前の映画だよ。)にあると思っている。

 浅草に育った寅吉は、ゴジラ映画を見に行くのももちろん浅草の映画館。(浅草東宝だったと思う。)
 でも、当時幼稚園から小学校低学年の子供がひとりで行けるわけがないっていうか、小学校では、保護者の同行なしでは禁止されてた。幼稚園のころは、たぶんとか、おばあちゃんに連れってもらった記憶があるが、小学生になるとんなかなか連れてってくれるってこともなく、親は商売をしていて映画に連れてく暇もなかったようだ。当時は、今にみたいに、決まって日曜が休みってわけでなく、毎月10日と22日が休みというように曜日に関係ない休業日であった。(ほんと、月2回の休みだけでよく働いていたと思うよねぇ。)友達の親も似たり寄ったりで、ゴジラ映画に関わってる暇がない大人ばかりだった。
 そんな中、親達は映画館の前まで送っていき、子供達だけで映画を見て、終わった頃に親が迎えに来るってことで、子供をゴジラ映画に行かせてくれたんだ。だけど、子供は、1回だけでなくもう1回見たいと思い、終了時間に親が来てもなかなか映画館から出てこないってことも結構あったらしい。なんせ、当時の映画はだいたい2本立てで、ゴジラも「若大将シリーズ」や当時の流行歌を題した映画なんかと一緒に上映されてたから、ゴジラをもう1回見るには、「若大将」を1回見た後となる。まぁ、時間かかるわなぁ。

 そんな、思い出の中のゴジラが、今回は変わり果てていた。
 「怪獣大戦争」(この中で、ゴジラがシェーをしてしまった。)以降ゴジラがより子供向けになり、ひとつの映画に怪獣が沢山でてくるようになりバラエティ化してしまった。(当時、子供の間でゴジラのシェーは相当の話題であったことは確かなんだけど・・・・)
 その、バラエティ化したゴジラをエッセンスとしてまぶしていたのが今回の「ゴジラ FINAL WARS」だった。
 確かに特撮技術など格段とアップしてるのはわかるし、CGの活用により、リアリティのある画像が出来上がっている。でも、すべてストーリーがあってのものでしょう。ゴジラ映画といえども、ストーリーは大切ですよ。寅吉が良かったと思うのは先に挙げた作品と、平成版では、「ゴジラ対ビオランテ」が良かったよ。

 寅吉の希望を言えば、「三大怪獣 地球最大の決戦」を現在の特撮技術をもって、現代の置き換えリメイクして欲しかった。それをもって最後と言われるならわかる気がするが、今回の「ゴジラ FINAL WARS」で最後と言われても、納得できないなぁ。ホント・・・・。

 今年最後の「路地裏の中年」は、寅吉のゴジラ・ノスタルジーでした。
 それでは、良いお年を。

 PS  北村龍平、俺のゴジラを返してくれよ!

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房 寅吉

房 寅吉

東京は下町 浅草生まれ、昔少年だった寅吉も中年の域に達してまいりました。

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