路地裏の中年

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年が明けた。

年が明けた。
 去年はいろいろなことがあった。阪神が優勝するという嬉しいことも。
 その他、いろいろあったね・・・・・。
 初詣に出かけた浅草寺のおみくじは見事に「凶」。どうなっとるんじゃーっ!と思いつつ正月は過ぎていった。今年も(今年こそ)いいことがあるといいのだが。
 昔の正月の光景はをふっと思い出す。
 寅吉の家は浅草で洋品店を営んでいた。昔の洋品店の大晦日は、それはもう大騒ぎさ。現在のように物の溢れる、何でも手に入る時代じゃない。せめて、新年ぐらいは、新品の下着や新しい洋服で迎えたい。そう考える人が多勢いた。お店も深夜営業でがんばる。当時、家には住み込みの店員さんなんかもいて、両親、祖母を含め食事を取る暇もないくらい忙しそうにしていたっけ。とくに、紅白歌合戦が始まると、多少お客が減る。まあ、それほど国民的番組だったんだなぁ。当時は。そこで皆は、変わりばんこで食事だ。まあ、食事といってもおにぎりとか簡単なものだった記憶がある。その瞬間だけテレビ(紅白歌合戦)を見ていた。子供だった寅吉はそんな大人達を、こたつに入りながらテレビを独占状態にして眺めていた。一年で一回、夜更かしが許される夜を嬉しく思いつつ。

 そうして、紅白歌合戦が終わると、(例の行く年、来る年がはじまり、どこぞの寺の鐘が映し出される頃)店は再び忙しくなる。浅草寺に初詣に行く人が店の前をどんどん歩いていく。晴れ着を着たお姉さんなんかも結構いたんだなぁ。

 そうして、一段落して、店を閉める頃は年も明けて午前2時頃か。(もっと、昔。寅吉の物心がつかない頃には、明け方までやってたらしい。)閉店のゴミなんかを、店の前で焚き火で燃やし、営業は終了する。それからみんな銭湯へ出かけるんだ。(当時、家風呂なんてなく、我が家は銭湯へ行っていた。大晦日は銭湯も深夜営業だったんだなぁ。ていうか、すべてのお店が大晦日は深夜営業だったんだ。)

 その焚き火の向こうを晴れ着の姉さんが、しゃなり、しゃなりと浅草寺へ向かって歩く。その光景が、寅吉のお正月の光景だ。決して、裕福でも、余裕なんかもなかった時代だけど、みんな忙しそうにしてばかりだったけど、来る年への希望や、新年の楽しさ(多分にお年玉の皮算用や親戚なんかが集まって花札やトランプをして遊んでもらえる嬉しさ。)を感じることができる光景だ。

 なんか、よかったなぁ。
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東京は下町 浅草生まれ、昔少年だった寅吉も中年の域に達してまいりました。

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